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ならまち御霊神社オンライン授与所

御祭神八柱御朱印◇井上皇后

御祭神八柱御朱印◇井上皇后

通常の初穂料 ¥500
通常の初穂料 割引後の初穂料 ¥500
割引 頒布終了
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御祭神の八柱の神様の御朱印を、毎月、1種類ずつ頒布しております。

当社にお祀りしている神々は、奈良時代から平安時代にかけて、政争や策略が渦巻く中で、思いがけない冤罪により非業の最期を遂げられた悲運の方々です。

4月【井上皇后】
井上皇后は、聖武天皇の第一皇女であり、光仁天皇の皇后となられた方です。称徳天皇の異母姉にあたります。

11歳で斎王となり、天皇の名代として伊勢神宮に奉仕されましたが、28歳のとき、弟・安積親王の死を機にその役目を解かれ、奈良の都へ戻られました。その後、白壁王(後の光仁天皇)と結婚され、やがて皇后となられます。また、御子の他戸親王も皇太子に立てられました。

しかし、即位からわずか2年後の宝亀3年(772年)、井上皇后は夫である光仁天皇を呪い殺そうとしたという大逆罪の疑いをかけられ、母子ともに奈良県五條に幽閉されました。翌年、二人とも不遇の死を遂げられます。この事件は、山部親王(後の桓武天皇)を擁立し権力を掌握しようとした藤原百川の策略によるものと伝えられています。

その後、都では天変地異が相次ぎ、天皇の側近が次々と亡くなり、皇太子となった山部親王も重い病にかかりました。当時の人々はこうした出来事を井上内親王母子の怨霊と考え、光仁天皇はその霊を鎮めるために、お墓を改葬して御陵とし、「吉野大皇后」の追号を贈るなど、慰霊のための様々な儀式を行いました。

こうした背景の中で、やがて「御霊信仰」が生まれました。御霊信仰とは、無念の死を遂げた怨霊を丁重に神としてお祀りすることで、その強い力を人々を守る神へと転じさせる信仰です。こうして怨霊を鎮め、御霊としてお祀りすることで、災いを鎮め、社会の安寧を願う御霊信仰が広がっていきました。

4月 井上皇后  / 5月 他戸親王 / 6月 藤原広嗣  
7月 早良親王 / 8月 藤原大夫人  / 9月 橘逸勢
10月 伊豫親王  / 11月 文屋宮田麻呂

【頒布期間】令和7年4月1日 ~ 11月30日


◇日付は「令和○年○月吉日」となります。

◇一枚一枚、手書きで心を込めて奉製しております。

◇書き手により、写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承のうえ、お申し込みください。

◇サイズは2種類ご用意しております。

サイズ 通常 15cm×9.8cm 大判 17.3cm×11.4cm(多少の誤差はご了承ください)

 

【特典の特別御朱印】

8種類すべての御朱印をお受けになった方には、「桓武天皇」の特別御朱印を授与いたします。


※すべての御朱印をお受けの際に、お申し出ください。

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