ならまち御霊神社オンライン授与所
御祭神八柱御朱印◇早良親王
御祭神八柱御朱印◇早良親王
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御祭神の八柱の神様の御朱印を、毎月、1種類ずつ頒布しております。
当社にお祀りしている神々は、奈良時代から平安時代にかけて、政争や策略が渦巻く中で、思いがけない冤罪により非業の最期を遂げられた悲運の方々です。
7月【早良親王】
早良親王は、光仁天皇の皇子で、桓武天皇の弟にあたります。11歳で出家し、東大寺で暮らしていたことから「親王禅師」と呼ばれていましたが、のちに桓武天皇が即位すると、皇太子に立てられました。
しかし、785年に起きた藤原種継の暗殺事件に関与したと疑われ、皇太子の位を追われることになります。藤原種継は、桓武天皇の長岡京遷都を進める中心人物でしたが、この遷都は東大寺などの仏教勢力や、旧来の勢力から距離を置く狙いがありました。そのため、東大寺とゆかりの深い早良親王には不信の目が向けられたといわれています。
早良親王は絶食をし、無実を訴えますが、淡路島への配流の途中、現在の大阪府にあたる河内国・高瀬橋付近で亡くなったと伝えられています。その後、都では天災や疫病が相次ぎ、これらは早良親王の祟りではないかと恐れられるようになります。
800年、桓武天皇は早良親王に「崇道天皇(すどうてんのう)」の尊号を追号されます。806年には桓武天皇の意思を引き継いだ平城天皇が、早良親王の御霊を鎮めるため、七日間昼夜を問わず金剛般若経を転読するよう諸国の国分寺の僧に命じられます。これが春と秋の「彼岸会」の始まりとされ、現在の彼岸法要の起源と伝えられています。
4月 井上皇后 / 5月 他戸親王 / 6月 藤原広嗣
7月 早良親王 / 8月 藤原大夫人 / 9月 橘逸勢
10月 伊豫親王 / 11月 文屋宮田麻呂
【頒布期間】令和7年4月1日 ~ 11月30日
◇日付は「令和○年○月吉日」となります。
◇一枚一枚、手書きで心を込めて奉製しております。
◇書き手により、写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承のうえ、お申し込みください。
◇サイズは2種類ご用意しております。
サイズ 通常 15cm×9.8cm 大判 17.3cm×11.4cm(多少の誤差はご了承ください)
【特典の特別御朱印】
8種類すべての御朱印をお受けになった方には、「桓武天皇」の特別御朱印を授与いたします。
※すべての御朱印をお受けの際に、お申し出ください。
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